体験談 / 一病息災 Vol.89(2016年10月号)

腎臓病と共にイキイキと暮らす方々に、腎臓サポート協会理事長 松村満美子がインタビュー
(職業や治療法は、取材当時のものです)
  • 保存期

劉 薇(リュウ ウェイ)さん(りゅう うぇい:1963年生まれ)

試行錯誤を繰り返し自らあみだした食事法で 保存期11年をキープ。
音楽家人生を大切にするバイオリニスト
1963年生まれ、53歳。バイオリニスト・音楽博士、料理研究家。1986年来日。東京芸術大学大学院博士課程修了。2004年に腎不全と宣告され、現在は腎機能8%で保存期をキープ。国内外の演奏活動のかたわら、「劉薇と雑穀の会」を立ち上げ、生産者との交流や講演会、料理教室を開催し、バイオリニストとしてだけでなく食の大切さを伝える活動もしている。

患者さんの体験談~一病息災~ vol.89

「誰でも自分にあった食事法を見つけることができる」
演奏しながらそれをメッセージとして送っています

6月号のトピックスでも取りあげましたが、食事療法も個人に合わせる時代になってきました。それを11 年前から実践してきたのがバイオリニストの劉薇さんです。試行錯誤をしながら自分に合った食事法をみつけて保存期をキープ。その体験を2冊の著書「人工透析なしで10年!でも元気な私の食生活」「なぜ私は人工透析を拒否してきたか」にまとめました。病気と上手につきあって、自分らしく生活したかったという劉さんをご自宅にお訪ねしました。

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