体験談 / 一病息災 Vol.95(2017年10月号)

腎臓病と共にイキイキと暮らす方々に、腎臓サポート協会理事長 松村満美子がインタビュー
(職業や治療法は、取材当時のものです)
  • PD

小森 光年 さん(こもり みつとし:1940年生まれ)

腹膜透析(PD)を選択してよかった仕事も続けられたし旅行にもいける。
この治療を地元でもっと普及させたい
1940年4月生まれ。77才。郷土の民芸品を制作する西日本民芸社を経営。障害者雇用に熱心で、従業員25人のうち心身障害者を10人雇用していたこともあるとか。69才のとき健康診断でクレアチニン値の異常がでたが、医師からはなにもいわれず、娘さんの指摘で治療を開始。74才で腹膜透析(PD)を導入し、現在は積極的にPDの良さを伝えている。

患者さんの体験談~一病息災~ vol.95

僕が今の元気な状態を維持していけば、PDがもっと普及するんじゃないかと思っているんです

佐賀で民芸品を製作する会社を経営する小森光年さんは大きな病気をしたことがありませんでした。69才のときの健康診断でどこも悪くないといわれましたが、慢性腎臓病の知識があった娘さんがクレアチニン値が高いことに気がつき、腎臓病とわかりました。いよいよ透析を導入するようにいわれたときも、娘さんのアドバイスで腹膜透析(PD)を選択し、仕事も今まで通りに続け、快適に過ごしています。東京の娘さんの自宅で、奥様の千枝子さん、娘さんの静香さんと一緒に話しを伺いました。

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