腎臓サポート協会とは

協会のご案内

腎臓サポート協会は、腎不全を病む患者さんたちのQOL(生活の質)を高めるための、腎臓疾患療法に関する情報提供とその普及活動を行う団体として設立されたものです。

設立 2001年10月1日 任意団体として設立
2005年07月2日 NPO法人の認可を受ける
名誉理事長 松村 満美子(故人)
理事長 雁瀬 美佐
正式名称 特定非営利活動法人 腎臓サポート協会
所在地 〒153-0061
東京都目黒区中目黒3-1-4-501
連絡先 電話:03-6451-0063 FAX:03-6451-0093
E-mail:info@jin-support.org
【 事務局 月~金(祝日は除く) 10:00~17:00 】

理事長挨拶

雁瀬 美佐

NPO法人 腎臓サポート協会
理事長  雁瀬 美佐

 腎臓サポート協会は、腎不全を病む患者さんたちのQOL(生活の質)を高めるための腎臓疾患療法に関する情報提供とその普及活動をおこなう団体として2001年に設立されました。発足以来、長きに亘り牽引された松村満美子前理事長の後任として、この社会的意義の高い活動とその拠点であった当協会、そしてその強い遺志を引き継ぐべく、理事長を拝命いたしました。大変な重責ではありますが、松村さんとの約束を果たすと同時に、この活動を継続し、さらに発展させることが自分に課せられた新たな使命と感じています。
 約30年前、乳がんと診断された多くの患者さんが、温存療法など他の治療の情報を得ることなく全摘手術を受け、情報の少なさや知識の不十分さの中でおこなった治療を後悔されていました。その時から、患者さんが自分のからだや病気、治療の選択肢についてよく知り、自分の価値観にあった治療を選んで、自分らしく賢く生きるための情報発信が大切であることを信じて活動してきました。臓器移植の啓発に長年携わる中で、献腎移植の少なさなど多くの課題にも直面してきました。
 あらためて、慢性腎臓病患者さんに対する重症化予防と適正な治療法選択への情報発信をおこなうこの活動に真摯に取り組み、「腎臓を守って健やかに生きよう」「透析などの腎代替療法が必要になっても自分の生活や価値観に合う選択をし、希望を持って明るく暮らそう」とメッセージを送り続けられるよう、みなさまと共に歩んでまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

  • 第29回日本腹膜透析医学会学術集会・総会 演題発表、優秀演題賞受賞
    「NPO法人の活動においてあきらかになった慢性腎臓病患者さんの希望と在宅透析の重要性及び今後の普及と啓発について」
  • 慶應義塾大学薬学部KP会 2023年度星野尚美記念 薬学研究・活動奨励賞受賞
    「薬剤師の知識と経験で取り組む社会貢献活動~慢性腎臓病の重症化予防と適正な腎代替療法選択の普及~」
  • 日本透析医学会 倫理委員会(外部委員)
  • 日本透析医学会 末期腎不全の緩和医療・ケアに関する提言作成委員会委員
  • 腎臓病SDM推進協会 幹事
  • 神奈川県慢性腎臓病対策連絡協議会 委員
  • 日本腎代替療法医療専門職推進協会 理事
  • 日本在宅医療連合会 腎不全WG アドバイザリーボード
  • 日本臓器移植ネットワーク 広報・啓発事業部アドバイザー