腎臓教室

医学の進歩は日進月歩。慢性腎臓病(CKD)についても次々新しい情報があり、治療法もよりよいものへと進化しています。
腎臓教室ではCKDの最新の治療について、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士などの専門家が解説しています。
最新の研究成果など専門的な内容から、日常生活のヒントまで、すぐに役立つ情報満載です。

内容については掲載時のものですので、その後、変わっている可能性もあります。

腎臓教室 Vol.80(2015年4月号)

慢性腎臓病(CKD)患者の就労について

株式会社ペイシェントフッド 宿野部 武志 さん 慢性腎臓病(CKD)を抱えながら仕事をするということ 「働く」ということは賃金を得て生活するためだけにとどまらず、

腎臓教室 Vol.79(2015年2月号)

CKDと睡眠時無呼吸症候群

 睡眠時無呼吸症候群は夜間就寝中に無呼吸発作を頻回に繰り返す病気で、日中の眠気や倦怠感、集中力の低下、中途覚醒などの不眠症状を引き起こします。また、この病気を持っている患者さんは将来、高血圧や心臓病(心肥大、心筋梗塞、不整脈)を発症しやすいことが知られています。特に、中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群が認められる患者さんは就寝中にCPAP(持続陽圧呼吸)と呼ばれる治療をおこなうことにより無呼吸を改善させ、心血管系への負担を軽減させることが重要と考えられています。

腎臓教室 Vol.78(2014年12月号)

腎硬化症
生活習慣病や高齢化を反映して、腎硬化症が増加しています。
どんな病気で、何に気をつけたらよいか、解説していただきました。

日本大学医学部附属板橋病院腎臓高血圧内分泌内科 岡田 一義 先生 腎硬化症とは 高血圧が持続することにより、全身の血管に動脈硬化が起こります。

腎臓教室 Vol.77(2014年10月号)

尿毒症とは?
症状を理解して、体調を把握しましょう!

稲城市立病院 腎臓内科(人工透析科)部長 河原崎 宏雄 先生 腎臓の働きについて はじめに、腎臓という臓器は体内の恒常性(バランス)を調整する臓器です。

腎臓教室 Vol.76(2014年8月号)

CKDと治療用食品
使ってみよう治療用食品、食事療法を賢く継続!

慢性腎臓病(CKD)の食事療法は、生活習慣の改善や服薬などと並んでとても大切です。食事療法をサポートする治療用食品はいろいろな種類がありますし、味付けや使い方を工夫することで食べやすくなります。

腎臓教室 Vol.75(2014年6月号)

慢性腎臓病(CKD)と薬
腎不全を進行させることはないか、副作用はないか、
薬について知っておきましょう!

慢性腎臓病(CKD)の方では、体からの薬の排泄が悪くなり、血液中の薬の濃度が高くなり過ぎて、副作用が出やすくなったり、薬の影響で腎機能がさらに悪化してしまうことがあります。

腎臓教室 Vol.74(2014年4月号)

~運動のすすめ~適度な運動で、良好な体調を

 慢性腎臓病(CKD)の方は、主治医から「過労に注意」とか「激しい運動はダメ」とか指導されることがあると思います。確かに過労や激しい運動は腎臓の負担になり腎機能を悪化させてしまう恐れがありますが、長期的な臨床報告で「適度な運動で腎機能を改善した」という報告もあります。運動をしないで安静にしていることが良いとは限りません。

腎臓教室 Vol.73(2014年2月号)

災害が起きたら?!~日頃の備え~

 まもなく東日本大震災から3年目を迎えます。当時は、透析を受けている方はもちろん、腎不全保存期の方も大変なご苦労をされたことと思います。

腎臓教室 Vol.72(2013年12月号)

年末年始の過ごし方

 年末年始にはいろいろなイベントが目白押しです。クリスマス、忘年会、紅白歌合戦、年越しと除夜の鐘、初詣、新年会、などなどありますね。腎臓病だからといって何も参加しないと、人生は輝きません。人生を輝かせるには何事にも積極的に参加することです。

腎臓教室 Vol.71(2013年10月号)

高血圧と血管合併症

 万病の元といわれる高血圧、腎臓病を引き起こす原因でもあります。現在、成人の二人に一人は高血圧で、その数は増え続けていますが、どうして高血圧がいけないのか?そして、その治療法について教えていただきます。