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初ガツオとタケノコ・フキ炊き合わせ
フキは色・香り・歯ごたえを楽しむために煮すぎないように。 なまり節は、「なまり」「生利節」「生節」とも言い、生のかつおを三枚におろし、切って茹でたもの。低カロリーで鉄・亜鉛・カルシウムが多く、良質のたんぱく質が豊富です。
材料(1人分)
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なまり節
40g
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茹でタケノコ
50g
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フキ
30g
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ショウガ
3g
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木の芽
適量
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しょうゆ・みりん・酒
各5ml
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砂糖
3g
作り方
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◆タケノコの茹で方(下準備)
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1
皮付きタケノコをよく洗って先穂を斜めに切り落とし、皮に縦に切り目を入れる。
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2
大きめの鍋にタケノコが浸るぐらいたっぷりの水を入れて、ぬかを一握り入れ、火にかけ、煮立てば中火にして、約40分間茹でる。
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3
根元に竹串をさし、スーッと通れば茹であがり。通りにくければ、さらに茹でて同様に竹串を刺して確認する。タケノコは掘り出されて時間がたつほど固くなるので、掘り出されて1日以上たっているものは、茹でるのに1時間以上かかることもある。茹であがったら、茹で汁にいれたまま冷ます。
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◆初ガツオとタケノコ・フキ炊き合わせ
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1
なまり節は骨を取り除き、血合いの部分も少し切り取り、塩を加えた熱湯でさっと茹で水気をきる。
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2
茹でタケノコは先の部分はくし形切り、下部は1.5cmの厚さに切る。
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3
フキは、長いままたっぷりの湯で2~3分茹で、色が鮮やかになったら、冷水にとる。皮をむき、5分ほど水につけておいてから、長さ4cmに切る。
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4
ショウガは皮をむき、薄切りにする。鍋に煮汁の材料とショウガの薄切りを入れ、さっと煮立て、なまり節とタケノコを加え、中火にし、煮立ったら少し火を弱めて5分ほど煮る。
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5
フキを入れて、2分ほど煮て、火を止め、器に盛り付け、木の芽を飾る。
※五訂食品成分表より算出
監修:医療法人寿楽会 大野記念病院 管理栄養士 田村智子先生
お料理アドバイス「旬を満喫 ~タケノコづくし~」で紹介されているお料理です。