おいしく!楽しく!食事作りのヒント
おでん、白菜の浅漬けゆず風味、ぶどう
~じっくりしみ出る出汁の味を堪能~
おでん
・昆布からはグルタミン酸、かつお節からはイノシン酸がでて旨みの元となっています。卵や練り製品、大豆製品、野菜類などの旨みや塩分を考慮して醤油を少なくしてあります。からしをつけて食べると、うすあじでも美味しくいただけます。ただしつゆを飲み干してしまうと塩分の取り過ぎになるので気をつけましょう。 ・昆布、こんにゃく、大根には食物繊維が含まれています。昆布にはカリウムが多いので食べ過ぎないようにしましょう。 ・水菜を入れてビタミンA、ビタミンCを補給しました。 【おでんの出汁の作り方】 ・昆布は表面の汚れをさっと拭き数カ所に切込みを入れておく(表面の白いのは汚れではない)。かつお節は「厚削り」のほうが良い出汁がでる。 ・水1500ccに昆布を1時間ほど漬けておき、火にかけ沸騰する前に昆布 * を取り出し、沸騰直前にかつお節を加え火を止め、かつお節が沈んだらふきんで漉す。
白菜の浅漬けゆず風味
ぶどう
一人分の総栄養価
※七訂食品成分表より算出
出典:そらまめ通信Vol.107
監修:田村 智子 先生 千里金蘭大学 生活科学部食物栄養学科 非常勤講師・管理栄養士